2017-01-01から1年間の記事一覧

続・自分の『想い』を生きる目的(仕事)にする本

「見栄や物欲のためにお金が欲しいから働く」というのもその人にとっては正解だし、「世のため人のためでないと頑張れない」という人もいるわけです。 様々な体験をきっかけとして、自分の使命は「世のため人のためだ」と考えた著者が、世界の貧困地帯に学校…

自分の『想い』を生きる目的(仕事)にする本

紹介の本は、 自分が本当にやりたかった仕事ができて、休日は趣味に時間をかけられるという方には、いまいちピンとこない内容かもしれない。勤労に対する考え方は人それぞれで、なかには世論や他者に振り回されて、気が付いた時には「何もできなくなっている…

ゲーム理論⑥「範囲を考える」

新規参入は常に不利な状況です。品質やブランドの認知・証明、取引関係、固定客など何ももっていないから。でもでもそれは「付加価値」がないからで、決して不利なだけとは限らない。戦略があれば、「後出しジャンケン」の優位性を獲得できるかも。 「競争相…

ゲーム理論⑤戦術

巧妙な策を動物から学ぶ 極楽鳥や孔雀はなぜケバケバしく長い尾羽をもつのか?邪魔だし、目立つので餌食になりやすいのではと。 ゲーム理論入門 (日経文庫―経済学入門シリーズ) 作者: 武藤滋夫 出版社/メーカー: 日本経済新聞社 発売日: 2001/01/01 メディア…

ゲーム理論④付加価値を高めるには

水ほど有用な物はない。しかし、水で何かを買うことはほぼ不可能だ。それと交換に何かを得ることはできない。逆に、ダイヤモンドは実生活には何の役にも立たない。しかし、それと交換にとても多くの財を得ることができる。 出典「1776年アダムスミス 諸国民…

バナナについて調べてみた

木についていろいろ調べているうちに、バナナについて記載があった。そもそもバナナって何科の木だったけ?と思ってたら、「木」でなかった。。。。 木みたいだけど。。。。 原産は熱帯アジア、マレーシアなどのようで、『バショウ科』に属する草本らしい。 …

ゲーム理論③「ジレンマ」

ゲーム理論は、『2つの論理的に正しい性質がケンカする』という社会の本質(ジレンマ)のことを言っています。 2つの『合理性(論理的に正しい性質)』 ①個人が自分の目的を可能な限り追及するという「個人の合理性」 ②社会が望ましい状態を実現をしようとす…

ゲーム理論②「タクトを持つのは誰だ」

ゲーム理論は、20世紀を代表する数学者のJohn von Neumann氏と経済学者のOskar Morgenstern氏が1944年に発表した経済学の理論です。一般的に「ゲーム」は多人数がルールを守って、それぞれの目的を達成する競技です。勝ち負けは自分の行動だけでなく相手の行…

ゲーム理論①「補完関係」

さまざまな販売手法や製品開発などが、ビジネスの多くで当たり前のことではなくなっている。ビジネスがシンプルなら、昔ながらの「経営戦略論」でもって対応できるであろうし、とっても有効だと思うが、多くの「経営戦略論」は例外があり過ぎて参考にしにく…

家相の基本の「き」

建物のかたちと玄関の位置が大事 家相では「門扉」と「玄関」の方位は運勢に関係する大切な部分だそうです。 理想的な家相は、 「長方形」・・・シンプルな長方形 「張り」・・・建物1辺の長さの1/3までの長さの出っ張り よくないのは、 「凸凹の多い外形」…

史実に近い三国志を読む

三国志という中国史に一部に、これほど注目が集まるの不思議な感じがします。実は、そうなったのはそれなりの理由があるのだと思うのであります。それは、三国志そのものではなく、三国志という物語が作り出した脚本とキャラクターのマジック。 一般に知られ…

夢も希望も感じられないクリスマス物語

ニュースのネタがなくなってくると、昔からの慣習や行事について、あれこれと否定的なことを並び立てることが多くなるのは気のせいでしょうか?毎年のように行われている慣習や行事に、そもそも、どんな意味があって、なぜ始まったのかというようなことを知…

書籍好きにはたまらない古書ミステリー

本が好きな方って、物語や文章だけでなく、紙質や表紙のデザインなどの書籍そのものにも愛のある方もいらしゃいますよね。こだわりの方は初版本を収集されるでしょうし、もっと古く歴史的価値あるものを収集されている方も多い。ただ、どっぷり浸かっていな…

木質系ボードあれこれ

DIYにしろ、本格的に家を建てるにしろ、ベニヤ板のような木でできた板材はとっても便利。というかむしろ無くてはならない建材となりました。現代の住宅は柱と柱をベニヤ板で釘打ちして、台風や地震時に家の揺れを抑える『耐力壁』としているのがほとんど。 …

若きビジネスマンの奮闘&葛藤をユーモアで表現した本

20代のビジネスマンは、仕事とプライベートの両輪が常に奮闘と葛藤が入り混じる生活だと思います。こうした生活にストレスを感じてくると、不器用な人ほど、あれこれ悩みが生じて、万事うまくいかないくなってくる。他者に相談するのが理想的だが、あれこ…

実話をもとに物語化!若きビジネスマンが企業変革を起こす!

日経ビジネス人文庫というシリーズがある。文庫という手軽なサイズでさまざまなビジネス書が読める。 その中で、いわゆる経営解説書的なものでなく、ストーリーになっている本がある。それが 戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネ…

ビジネスモデルとは?を超簡単に説明してくれる本

自社のビジネスや商品について、改めて再考して、何か新しい発見や気づきがほしくなる時期ってありますよね。市場や業務自体がマンネリ化や鈍化したり、いちばんわかりやすいのがヒマなとき。難しい本を読むと逆に混乱したり、「俺には無理だ」と諦めモード…

『私が失敗した理由は』という本

本というのはどうしても好みがあるんですね。 MoominNは、読む本を選ぶ際に下記を行い決定している。 ①本のタイトルを見る ②帯やあらすじみたいなものを読む ③目次をみる ④はじめの何ページかを走り読みする ※著者名はほとんど見てない。 ここまでして、決め…

『16歳の教科書』という読本③

ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~ 作者: 7人の特別講義プロジェクト,金田一秀穂,鍵本 聡,高濱 正伸,大西 泰斗,竹内 薫,藤原 和博,石井 裕之,モーニング編集部 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/06/21 メディア: 新書 購入:…

『16歳の教科書』という読本②

学校での勉強が「受験勉強のためのものだ」と思ってしまうと、それだけで学習効率は落ちてしまいうものです。モチベーションを保つためには、学んだことを受験勉強以外の社会生活で応用してみることだと思うのであります。何事にも自分なりの考えをもつこと…

16歳の教科書という読本①

皆さんが16歳の頃というと、どんなことを考えていたでしょうか? 大学進学の目標がしっかりあって、そこに向けて勉強していたとか、部活動をしていた人は、大会に向け日々精進していたとか、何か猛烈に好きな趣味があって、それをひたすらやっていたとか? …

ビジネスマンに必要な8つのルール【ルール2・ルール3・ルール4】

ビジネス・シンク(日経ビジネス人文庫) 作者: デイヴマーカム,スティーヴスミス,マハンカルサー,鈴木主税 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2009/09/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る ルール2『好奇心を育てろ』 情報を吸…

ビジネスマンに必要な8つのルール【ルール5・ルール6】

ビジネス・シンク(日経ビジネス人文庫) 作者: デイヴマーカム,スティーヴスミス,マハンカルサー,鈴木主税 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2009/09/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 【ルール5】インパクトを計算せよ 「…

ビジネスマンに必要な8つのルール【ルール1】

会社という組織に長いこといると、その年間の動きがルーティーン化してくるし、社内の慣習に染まると行動や習慣自体もルーティーン化してくると思うのであります。そうなると、たぶん、もう頭で考えてないですよね。体が反応してる状態だと思うのです。 それ…

若者の気持ちになってみる本(パート②)

「最近の若いもんは・・・」ということばの後には、マナーや作法などの批判的なことが続く場合がほとんどだと思う。 マナーや作法は『知っているか』&『遵守する意思があるか』であって、根本的な原因ではないと思う。 世代間で大きく違うのは、年長者への…

若者の気持ちになってみる本(パート①)

「最近の若いもんは・・・」という嘆きをきくようになって何十年も経ちますが、世代が変わるたび「最近の・・・・」ですよね。そもそも生まれ育った環境が変わっているのだから考え方が変わって当然ではあるのだが、じゃあ、何がどう違うのかということをあ…

糖質制限とは何ぞや?

ブーム!?「糖質制限」の本質とは 最近、やたらと「糖質OFF」商品を目にするようになりましたよね。意識や学のある方はとっくの昔にご存知なのかもしれませんが、興味なく生活しているとただ単に「糖尿病対策」とか「血糖値が気になる方に」とか「トクホ」…

発酵食品を通して現代社会の問題をも投げかける

宮本輝作品の魅力は、登場人物から溢れ出る人間味と身近なテーマだとMoominNは思う。 人間味の象徴として、思ったことを関西弁で誰かに訴える場面が多い。これは筆者の叫びなんだろうが、読み手もスカッとするし、こういう考え方や口に出して言うことって大…

木造住宅と3匹のこぶたのお話

3匹のこぶた的な建築の歴史 時代と共に「住宅」対する考え方や見方が変わってきましたね。 日本では古来より、寺社仏閣の建築技術があり、木造建造物が当たりまえ。そこに大工さん達の職人魂が長年にわたり脈々と受け継がれきたわけです。 現代の「住宅」に…

木は生き物です(パート2変形を食い止める工夫)

木のねじれ、割れ 木は生き物です。 だから、ねじれたり曲がったりします。(※この説明は前回をご覧ください) でも、その自然の動きを何とか阻止しようと材木屋さんや大工さんは工夫をしました。 それは『背割り』です。 そもそも、木のねじれや割れは木が…