歴史は繰り返される?過去から学ぶ経営戦略⑥
歴史は繰り返される?過去から学ぶ経営戦略
数々の経営戦略論。歴史は全く同じように繰り返したりはしないだろうが、その知識をいつ、どのようなカタチで活かすか、そして実践するかが学ぶ理由になる。
社会の動きに、イノベーションに乗り遅れないために、歴史の知識を試行錯誤し実践んすることが大事だといっているような気がする本が↓
多用化に対応した戦略と計画も模索
イゴール・アンゾフ (ロシア)
1950年…米国で数学と物理の修士号を取得
1960年…経済発展を背景に多くの企業が戦略や計画のあり方を模索
1965年…『企業戦略論』
多様化した市場と事業の中で、成長戦略と長期計画をどのようにして計画するかを示した。
- 3Sモデル…戦略、組織、システム
- ギャップ分析…「未来の姿」と「今の姿」を明確にし、その差を埋める
- 企業戦略…多角化の方針を定め、事業のポートフォリオを管理する
- 競争力の源泉…強み(コア)がなくてはならない
事業間の相乗効果を『シナジー』と呼んだのはアンゾフ 。
※元々は生理学用語で運動時にいくつもの筋肉が連動して動く筋肉間の協調のこと
1979年…『経営戦略論』
- 外部環境への順応だけでなく、内部要素も
- 戦略作成だけでなく、実行とコントロールも
- 社外環境だけでなく、社会・政治も
外部環境に合わせて企業の戦略や組織は「同じレベル」で変わらなければならない。
【続く】