続・自分の『想い』を生きる目的(仕事)にする本

「見栄や物欲のためにお金が欲しいから働く」というのもその人にとっては正解だし、「世のため人のためでないと頑張れない」という人もいるわけです。 様々な体験をきっかけとして、自分の使命は「世のため人のためだ」と考えた著者が、世界の貧困地帯に学校…

自分の『想い』を生きる目的(仕事)にする本

紹介の本は、 自分が本当にやりたかった仕事ができて、休日は趣味に時間をかけられるという方には、いまいちピンとこない内容かもしれない。勤労に対する考え方は人それぞれで、なかには世論や他者に振り回されて、気が付いた時には「何もできなくなっている…

ゲーム理論⑥「範囲を考える」

新規参入は常に不利な状況です。品質やブランドの認知・証明、取引関係、固定客など何ももっていないから。でもでもそれは「付加価値」がないからで、決して不利なだけとは限らない。戦略があれば、「後出しジャンケン」の優位性を獲得できるかも。 「競争相…

ゲーム理論⑤戦術

巧妙な策を動物から学ぶ 極楽鳥や孔雀はなぜケバケバしく長い尾羽をもつのか?邪魔だし、目立つので餌食になりやすいのではと。 ゲーム理論入門 (日経文庫―経済学入門シリーズ) 作者: 武藤滋夫 出版社/メーカー: 日本経済新聞社 発売日: 2001/01/01 メディア…

ゲーム理論④付加価値を高めるには

水ほど有用な物はない。しかし、水で何かを買うことはほぼ不可能だ。それと交換に何かを得ることはできない。逆に、ダイヤモンドは実生活には何の役にも立たない。しかし、それと交換にとても多くの財を得ることができる。 出典「1776年アダムスミス 諸国民…

ゲーム理論③「ジレンマ」

ゲーム理論は、『2つの論理的に正しい性質がケンカする』という社会の本質(ジレンマ)のことを言っています。 2つの『合理性(論理的に正しい性質)』 ①個人が自分の目的を可能な限り追及するという「個人の合理性」 ②社会が望ましい状態を実現をしようとす…

史実に近い三国志を読む

三国志という中国史に一部に、これほど注目が集まるの不思議な感じがします。実は、そうなったのはそれなりの理由があるのだと思うのであります。それは、三国志そのものではなく、三国志という物語が作り出した脚本とキャラクターのマジック。 一般に知られ…

夢も希望も感じられないクリスマス物語

ニュースのネタがなくなってくると、昔からの慣習や行事について、あれこれと否定的なことを並び立てることが多くなるのは気のせいでしょうか?毎年のように行われている慣習や行事に、そもそも、どんな意味があって、なぜ始まったのかというようなことを知…

書籍好きにはたまらない古書ミステリー

本が好きな方って、物語や文章だけでなく、紙質や表紙のデザインなどの書籍そのものにも愛のある方もいらしゃいますよね。こだわりの方は初版本を収集されるでしょうし、もっと古く歴史的価値あるものを収集されている方も多い。ただ、どっぷり浸かっていな…

若きビジネスマンの奮闘&葛藤をユーモアで表現した本

20代のビジネスマンは、仕事とプライベートの両輪が常に奮闘と葛藤が入り混じる生活だと思います。こうした生活にストレスを感じてくると、不器用な人ほど、あれこれ悩みが生じて、万事うまくいかないくなってくる。他者に相談するのが理想的だが、あれこ…

実話をもとに物語化!若きビジネスマンが企業変革を起こす!

日経ビジネス人文庫というシリーズがある。文庫という手軽なサイズでさまざまなビジネス書が読める。 その中で、いわゆる経営解説書的なものでなく、ストーリーになっている本がある。それが 戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネ…

ビジネスモデルとは?を超簡単に説明してくれる本

自社のビジネスや商品について、改めて再考して、何か新しい発見や気づきがほしくなる時期ってありますよね。市場や業務自体がマンネリ化や鈍化したり、いちばんわかりやすいのがヒマなとき。難しい本を読むと逆に混乱したり、「俺には無理だ」と諦めモード…

『16歳の教科書』という読本③

ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書~なぜ学び、なにを学ぶのか~ 作者: 7人の特別講義プロジェクト,金田一秀穂,鍵本 聡,高濱 正伸,大西 泰斗,竹内 薫,藤原 和博,石井 裕之,モーニング編集部 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2007/06/21 メディア: 新書 購入:…

『16歳の教科書』という読本②

学校での勉強が「受験勉強のためのものだ」と思ってしまうと、それだけで学習効率は落ちてしまいうものです。モチベーションを保つためには、学んだことを受験勉強以外の社会生活で応用してみることだと思うのであります。何事にも自分なりの考えをもつこと…

16歳の教科書という読本①

皆さんが16歳の頃というと、どんなことを考えていたでしょうか? 大学進学の目標がしっかりあって、そこに向けて勉強していたとか、部活動をしていた人は、大会に向け日々精進していたとか、何か猛烈に好きな趣味があって、それをひたすらやっていたとか? …

ビジネスマンに必要な8つのルール【ルール2・ルール3・ルール4】

ビジネス・シンク(日経ビジネス人文庫) 作者: デイヴマーカム,スティーヴスミス,マハンカルサー,鈴木主税 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2009/09/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る ルール2『好奇心を育てろ』 情報を吸…

ビジネスマンに必要な8つのルール【ルール5・ルール6】

ビジネス・シンク(日経ビジネス人文庫) 作者: デイヴマーカム,スティーヴスミス,マハンカルサー,鈴木主税 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2009/09/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 【ルール5】インパクトを計算せよ 「…

ビジネスマンに必要な8つのルール【ルール1】

会社という組織に長いこといると、その年間の動きがルーティーン化してくるし、社内の慣習に染まると行動や習慣自体もルーティーン化してくると思うのであります。そうなると、たぶん、もう頭で考えてないですよね。体が反応してる状態だと思うのです。 それ…

若者の気持ちになってみる本(パート②)

「最近の若いもんは・・・」ということばの後には、マナーや作法などの批判的なことが続く場合がほとんどだと思う。 マナーや作法は『知っているか』&『遵守する意思があるか』であって、根本的な原因ではないと思う。 世代間で大きく違うのは、年長者への…

若者の気持ちになってみる本(パート①)

「最近の若いもんは・・・」という嘆きをきくようになって何十年も経ちますが、世代が変わるたび「最近の・・・・」ですよね。そもそも生まれ育った環境が変わっているのだから考え方が変わって当然ではあるのだが、じゃあ、何がどう違うのかということをあ…

発酵食品を通して現代社会の問題をも投げかける

宮本輝作品の魅力は、登場人物から溢れ出る人間味と身近なテーマだとMoominNは思う。 人間味の象徴として、思ったことを関西弁で誰かに訴える場面が多い。これは筆者の叫びなんだろうが、読み手もスカッとするし、こういう考え方や口に出して言うことって大…

日々の仕事への姿勢や考え方を変えてくれる本

ずーと同じ仕事をしていると、平穏無事何事もなければ何も考えずに惰性でいけるかもしれない。でも、何か変化やトラブルがあると、持て余してる時間中ずーとあれこれと余計なこと考えてしまうものです。そうなると負のスパイラル。向上心のある人ほどこの状…

続・山本周五郎作品を読むべし‼

ながい坂 ながい坂 (上巻) (新潮文庫) 作者: 山本周五郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1971/07/19 メディア: 文庫 購入: 8人 クリック: 167回 この商品を含むブログ (21件) を見る 人の一生はながいものだ。 一足飛びに山の頂点へあがるのも、一歩、一歩…

一度は読むべし!!山本周五郎作品

一度は読むべし!!山本周五郎の小説 山本周五郎は明治36年1903年生まれ昭和43年1967年に亡くなっている。その作品のほとんどは江戸時代を舞台とした時代劇小説です。 時代劇小説というとチャンバラなイメージですが、山本周五郎の作品は一貫して「人生とは…

「竹刀」を考案した剣豪のおはなし

ただのチャンバラ小説ではない魅力 戦国時代に有名になった剣聖「上泉信綱」の物語を読んだ☟ 真剣 新陰流を創った漢、上泉伊勢守信綱(上) (講談社文庫) 作者: 海道龍一朗 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/01/15 メディア: Kindle版 この商品を含むブ…

善悪の基準を自分自身に問いかける

哲学書と思うことはなかれ。これが哲学だと思うべし。 まあ、哲学が好きな人は哲学書の棚からそれらしい本を抜き取って読むだろうと思う。でも、そもそも哲学っていうだけで、自分には合わないと喰わず嫌いをみせる人も多いと思うんですよ。 先日の『ビジネ…

後世に伝えていくことの大切を痛感する本

皆さんにはバイブルとなる本、又は人生観を変えられた本はありますか? 海外旅行に行くと価値観や人生観が変わると言いますが(確かに変わった)出会うべく時に出会うべく本というのがあったりします。もしかしら、他人から見たらそんに良本ではないのかもし…

「自分を知る」ために何をしたらよいか教えてくれる本

自分を知るための技術とは 昨日のブログで紹介した本の中に、「気づかいやおもいやりは、自分と相手との個性の違いを認めることでできることだ。自分のことを知らないのに、相手のことを知ることなどできるわけがない。」みたいな内容があった。ブログではあ…

「気づかい」「おもてなし」をわかりやすく解説した本

東京オリンピックの話の頃から、何かと聞く機会の多い言葉「おもてなし」「気づかい」ですが、あらためて意味をきかれると、すっと答えられない。ネットで調べるのもいいが、具体例でもって解説してくれる良本があった。 ディズニーと三越で学んできた日本人…

ビジネスへの猛烈なエネルギーが欲しい人におススメ!!

型破りな成功哲学&猛烈なバイタリティ 「ヴァージングループ」の創設者の型破りな成功哲学を語った本。著者のリチャード・ブランソンを動画でみると、猛烈なバイタリティを感じるが、この本の翻訳文章も「らしさ」をとっても上手に表現している。ブランソン…