家系図から考える家族とのつながり
家系図について考えてみる
突然ですが、「家系図を書いてみましょう‼」って言われたとき、自分から何代目まで遡れるか?父母の名前はまあいいとして、両祖父母の名前がすぐに出てこないっていう方もいるんじゃないでしょうか?自分も然りで、祖父母はギリギリセーフ!にしても曾祖父母はダメだった。まったくわからない。そういえば、曾祖父母について父母にきいたこともないなあって、今更ながらに気づいてしまったわけです。
そして、祖先を知ることって「非常に大事なことではないか」と焦り始めたわけです。
サザエさんにだって(失礼)こんな家系図があるわけです。
ちなみに正確な統計ではないですが、あるセミナーで「両曾祖父母の名前を知っている」人をきいてみたら1~2%くらいでした。
つまり「自分の存在も曾孫達に忘れ去られていくんだな」って思ったら、ちょっと悲しくなった。否!何とかしなくては‼
祖父母、曾祖父母についてのエピソードをダシに家族会議
まあ、普段から家族団らんをされている方は、ダシの必要はないかと思いますが、家族の会話の機会が極端に少ないMoominN家にとっては、いいネタなのであります。というか自分自身も知らなかった(知ろうともしなかった)ことなんだから、自分自身のためにもよいきっかけです。
代々話し好きの家族会議を欠かさない家系の方は、自然とこうしたことを語り継いでいるんでしょうね。素晴らしいことです。
また、お葬式に参列する度に思い知らされるんですが、「この人についてもっと知っておけば良かった」っていう後悔を家族でしなくて済むのでは思うのであります。
エンディングノートを書くきっかけにもなりますよね。大事なことだとわかっていても元気にしている父母に「死んだときのノートをつくろう」とは、ちょこっと言いにくいものです。最近は、葬儀屋さんがこうした相談会も開いてますね。
家訓を考える
曾孫の代まで「自分」の存在をアピールするのに良い手段として、家訓をつくってみるのはどうだろうか。自分の「意志」を後世に伝えていく手法としては間違い方法ですし、何よりも子ども躾にもなりますよね。
ベネッセの調べによると(ちょっと古いですけど)家訓のない家は7割ということ。地域性もあるかもしれませんが、実際にきいてみるともっと多い印象です。同じサイト内の設問で「家訓を守っていたか?」という設問にほとんどが守っていたという回答があったということは、やはり「躾」として力があり、ルールの徹底という習慣づくりに役立っているといえるでしょうね。
社訓や校訓があってそれを徹底する習慣はあるはずですから、実行しはじめれば違和感なくはいれるのではないかと思います。
また、これも子どもにとってだけでなく、大人にとっても良いことではないかと思うのであります。
家訓というのその家系におけるルールである。なので、自分が父母、又は祖父母から言われた
①躾に関すること、
②マナー、
③家のルール
などを思い出してみると、「家訓」という文章にしていなくてもそれなりのものがあったことに気が付くはずです。導入から考え方、参考例まで書いてある書籍もありますから、これをきっかけに(ダシに)家族のつながりを考えてみては?
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