歴史は繰り返される?過去から学ぶ経営戦略⑧

歴史は繰り返される?過去から学ぶ経営戦略

 数々の経営戦略論。歴史は全く同じように繰り返したりはしないだろうが、その知識をいつ、どのようなカタチで活かすか、そして実践するかが学ぶ理由になる。

 社会の動きに、イノベーションに乗り遅れないために、歴史の知識を試行錯誤し実践んすることが大事だといっているような気がする本が↓

 

 

そもそも「戦略」とは?

 元々は軍事的な用語であった『戦略』って、そもそも何なんだろか。

 勝つための作戦であり、そのためには当然に『目的』が必要なはず。

  • 相手の撃退なのか?
  • 一定のシェアや利益の確保なのか?

ナポレオンの場合

 敵軍は「ナポレオンはセオリーどおりに目標地点を奪取に来るだろう」と考えていた。

 しかし、ナポレオンは「勝てるところだけ」で戦った。

 つまり目的にこだわってないのであります。

 

孫武の『孫子』の場合

 孫武が開戦時に重視したことは

  • 兵、武器の量
  • リーダーのリーダーシップ
  • 兵のスキル、統率、モチベーション

 つまり戦略上のポジショニングではないのであります。

 

ランチェスターの場合

 ランチェスターの法則戦力はその数の2乗に比例する

  • 一騎打ちの一点集中
  • 武器を変える(差別化)

つまり本来の目的から外れ、勝てる方法を模索するニッチ(隙間)への転換なのであります。

【続く】