ビジネスマンに必要な8つのルール【ルール2・ルール3・ルール4】

 

ビジネス・シンク(日経ビジネス人文庫)

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ルール2『好奇心を育てろ』

情報を吸収するスポンジとなるのだ!新しい情報を自分の知識や経験をリフレッシュさせるのに利用しよう!!

まちがっても、自分の話を一方的に話して、相手の話をきかないということはしないように。

例えば、商品知識が増せば増すほど、販売員は自分のほうからしゃべるようになり、自分がその製品についてどれほどよく知っているかを客にアピールしようとする。客が入ってくるとその製品の特長や利点を並びたてる。本来は問いかけをしなければならないのに!!

好奇心を失ったらどうしたらよいのか?

毎日のルーティンを破ることがいいかもしれない。好奇心が乏しい人は、決まった行動を変えたがらないものだ。いつもと違うことを試してみよう!

変化の時代にあっては、常に学習するものが勝機をつかむ。学習を終えた者は、自分がもはや存在しない世界を相手にしていることに気づくだろう。   ホリック・ホッファー『変化の試練』

 

 

ビジネス・シンク(日経ビジネス人文庫)

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ルール3『ソリューションから離れろ』

計画的に先走ったソリューションに価値はない。そのソリューションに「結果」はあるのか。何もなければただのイベント(ワクワクし、期待に心を躍らせるが、コストがかかるだけで何かが残るわけではない)に過ぎない。

  • ビジネスの強化につながる有益な行為に専念しよう。
  • 常に重要な問題だけを見るようにし、関係のない行動は排除せよ。
  • ビジネス目標や戦略に必要なことを理解するまでは、ソリューションを決断してはならない。

 

ルール4『証拠をつかめ』

どんな決断も必ず『審査』される。他人に審査される前に、説得力ある主張を用意し、本当にソリューションが必要だと思えるような「証拠」を揃えておくべきだ。

証拠を探す目的は、その問題が本当に存在しているのかを実証することだ。そして、ビジネスにおける証拠というのは知識なので、それについて徹底的に話し合わなければ証拠は集まらない。

そして、ソリューションにおけるスピードの追及はパニックを生むだけだ。

速いものが遅いものを食うのではない。大きいものが小さいものを食うのでもない。愚かなものを賢いものが食うのだ!

 

証拠を集める過程で、私たちが物事の核心に触れない理由は、相手ではなく自分が不快になるからだ。

皮肉なことに、私たちは親密な関係ができるのを待ってから厳しい質問をしようとするが、むしろ厳しい質問こそが親密な関係をつちかってくれるのだ。

 

【ルール5に続く】